おやじ戦慄する
悩みって誰しもあると思います。
僕も最近悩みが生まれていて、つい最近後輩を持ちました。
これが初めてってわけじゃないんだけど人間のジャンルで言えば初。
彼の見た目がサンリオキャラクターのハンギョドンに似ているから以後ハンギョ君にします。
ハンギョ君はとっても真面目で典型的な理系男子。冗談が通じない。そしてプライドが高い笑
これまで何人か後輩を持ってきたけどこのタイプは初めてだったからどう接していいか分からず初日からコミュ障発動してました。
とは言え、同じチームな訳で会社の売り上げを上げる為には彼に仕事を任せないといけない。
ただ仕事に関して言えば彼は初めての新人なので出来る事にも限りがある。
限られた制限の中で売上を出さなければならないことに加えて各個人の力量を測りスケジュールをするのが僕の役目なのでまず彼と話をしてみる事にした。
僕「どれくらい仕事出来そう?」
ハンギョ「先輩方と同じ仕事量で大丈夫です」
僕「流石にそれはきついと思う(アルバイトなので出勤時間が少ない)」
ハンギョ「大丈夫だと思うので」
その一点張りでどんな方向からせめても崩すことが出来なかった。
やる気がある事はいいことなので彼の熱意を買い同じ量の仕事量を与えてみる。
彼が提出しなければいけない期限は10日と新人がやるにはとても厳しい内容だったので「分からないことがあったらすぐに聞いてね」と強く後押しした。
彼も「わかりました」と言ったので大丈夫だろうと思っていたんですが…
全く聞いてくる気配なし。あれ?凄くね?
理系男子ってハイスペックだから良い後輩入ったねってみんなで言ってた。
ただ期限があと2日前になっても何も言ってこない。おかしい。おかしいぞ。
僕「ハンギョ君出来た?」
ハンギョ「いえまだ2割しか…」
ふぁ?
僕「この8日間何してたの?分からないならなんで聞かなかったの?」
ハンギョ「えっと…」
ここから5分間くらい\無言我慢大会開催/
流石に時間もなかったので彼に事情を聞いてみると彼はこんな事を言った。
・分からない部分がどこか分からない
・これを聞いていいのか分からない
・怒られるとおもったから話せなかった
まだここら辺は新人に良く見られる傾向にあるから100歩譲って許そうと思った。
ただ最後に出てきた言葉が…俺のスタープラチナに火をつけた。
・作ってくれると思ったので何も言わないでいた
もう本当にスタンド使えたらぼっこぼこにしてやろうと思ったよ。
ジェネレーションギャップと言うか、驚きが大きかった。
僕の世代って〝ゆとり世代〟って言われるんだけど、彼らは多分〝さとり世代〟かな?たしか。
もうダメだと思ったらやらない的な世代?あってるか解らないけど。
諦めが早過ぎて本当にすげーなって思った。
僕らの〝ゆとり世代〟も上の年代からしたらやべーなんだろうけど、僕からしたら〝さとり世代〟やべーだった。
年下の後輩を持つ時、どうやってこの自分との価値観の違いを理解して歩み寄れるか。
今日とっても考えさせられた一日だった。
結局色々提案してみたけど彼は出来ないの一点張りでこれから改善の余地あり。手が空いた人間で彼が出来ていない部分を穴埋めする事になった。
ハンギョくん…
厄介な敵になりそうだぜ…